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川西自然教室

兵庫県川西市で活動する「川西自然教室」の公認ホームページです。 里山、野鳥、蛍(ホタル)、野草、きのこなど、地域の四季折々の自然を楽しみ ながら、毎月いろいろな行事やイベントを行なってます。

   

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川西自然情報 2012年10月

各月の身近な自然情報を集めてまとめています。みなさんもご協力お願いします。

1日  竹にヤマガラ♂がとまっている(多田神社上)

2日  ヒヨドリバナにハナムグリが群れている(大和西)。キンモクセイが一斉に咲いている(木部)

3日  プラットホーム前をオニヤンマが飛ぶ(鼓が滝駅)川の岩の上にカワウ 十五羽立っている(鶯の森・猪名川)

5日  まだツクツクボウシ鳴いている(平野)。休耕田にキンエノコロの群生。イヌトウバナの花、マントカラカサタケ・ヒラタケ・ハタケシメジ・ウスキモリノカサ・ハツタケ・シラタマタケ・チョウジチチタケ・キヌハダトヤマタケ・ナヨタケなど。ヤマガラ・ソウシチョウ・コゲラの声(吉川)

8日  カレバハツ・フウセンタケモドキ・カラカサタケ・オオイチョウタケ・ベニチャワンタケなど(妙見上杉尾根~大堂)

9日  モズ?の巣が落ちている(東ときわ台)。ホコリタケ・カバイリツルタケ・ナカグロモリノカサ・ホソヤリタケ・チシオハツ・チョウジチチタケ・タマシロオニタケ・アカイボチチタケ・ヒロハチチタケ・ニンギョウタケ・ハタケシメジ・ノウタケなど採取(岩根山)

11日 あちこちでキンモクセイがにおう(東多田)

12日 メリケンカルカヤ・セイタカアワダチソウ群生(猪名川町図書館入口)。かなり上空をツバメ約10羽飛ぶ、そのさらに上空をタカが4羽舞っている。畑ではエンマコオロギの声(猪名川町紫田)

13日 オオイチョウタケ・ムラサキシメジ・ハタケシメジを採取、メジロ?の巣(吉川峠~初谷)。クルマバナ・ゲンノショウコの花、水路にカワヨシノボリ・サワガニ。アサギマダラ飛ぶ。池にアカミミガメ(黒川・吉川)

14日 [参考]ツクバネが実をつけている(加東市朝光寺)

16日 ウグイスのさえずり。イカル・カケスの声(満願寺)。ハッカが咲いている(柳谷)。ヤクシソウ・フジバカマが咲いている(赤松)

18日 ヒメクロホウジャクがネリネの花に蜜を吸いに(大和西)

19日 朝8時 横の林でコジュケイなく(鼓が滝)。アミタケ・クチベニタケ・チャツムタケ・ヒメカバイロタケ。ヤマガラ・シジュウガラ・カケス鳴く(舎羅林山)

20日 久しぶりに開通。ナギナタコウジュ群落(妙見・新滝道)池に亀2頭、ダイサギ(上杉池)。アキノタムラソウ[白花]が咲いている(吉川)

21日 セイバンモロコシはびこりだす。シナダレスズメガヤ・ノガリヤス・オオハナワラビ花穂。オトコエシ・アキチョウジ・クコの花。ヤマコウバシの丸い実、道路わきにたくさん落下。コバノガマズミ・ガマズミの赤い実。スズメウリの実(県道猪名川篠山線・清和台下)

22日 アミタケ・ハツタケ・カシタケ・オウギタケ・ムラサキシメジ・チャツムタケ・クリイロカラカサタケ・カキシメジ・ウラベニホテイシメジ・ニガクリタケなど。モチツツジ不時咲き(笹部~山下城跡)ヒバリの声。カワラケツメイ・ケアリタソウ・アレチハナガサ・メマツヨイグサ・コマツヨイグサ・イヌキクイモな   ど外来植物がたくさん。ベニシジミ・ヤマトシジミ・モンシロチョウ・キチョウ飛ぶ(猪名川・東久代)

23日 朝9時 雨の中、濁流の岩の上にカワウ20羽以上避難中(猪名川・鶯の森)

24日 キキキキと胸の黄色い鳥が林にとまる。後に図鑑で調べたら渡りの途中のマミチャジナイか(鼓が滝)

26日 今秋初めてジョウビタキの声(鼓が滝)
 
<自然ミニ情報>

 セアカゴケグモ見つからず

10月9日幸いなことに(残念ながら)川西能勢口周辺のセアカゴケグモ捕獲作戦は失敗でした。今後も調査をしていきたいと考えています。「毒グモ騒動の真実」という本によれば、日本にはセアカゴケグモの他に、ハイイロゴケグモ・アカオビゴケグモ・クロゴケグモ・ツヤクロゴケグモが発見されていると書かれています。

 「悩みの浮草 自然が一掃」
10/20朝日によれば、一庫ダム周辺にはびこっていたアイオオアカウキクサが8月半ばにほとんど消えたようです。原因は「ミズメイガ」の幼虫が大発生し浮草を食べさらに幼虫は水に沈んで魚のエサになったのではという。自然界の不思議。



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11月の例会(自然観察会)のご案内

りんどうハイク(柳谷~赤松・高原寺)

昨年と同じコースで万歩計で10000歩ほどです。柳谷Aでは栗林の中のリンドウを観察します。アキノキリンソウ、ノハラアザミも咲いています。次に柳谷B地点に移動し段々畑ののり面を調べます。昨年は200株ほど観察されましたが今年はどうでしょうか?下見ではアカネの群落は健在でしたがセンブリは見つかりませんでした。その後清和台の西端を通り赤松に向かいます。赤松では水田ののり面に生育しています。フジバカマの群落は今年も見事に花を咲かせていました。高原寺で小休止後、昨年リンドウが観察された段々畑ののり面を観察後、清和大中央駅に向かいます。下見の時アキノタムラソウの白花を見つけましたが、例会時にはまだ咲いているでしょうか?(田中記)


開催日:11月10日(土) 

集合: 多田大橋  13時30分


解散: 清和台中央 16時30分ごろ

持ち物: 会員証、水筒、タオル、軍手、帽子、筆記用具、図鑑、雨具など
       色々な種子が付きますのですべすべしたズボンがいいです。




2012年11月の予定

川西自然教室では毎月様々な行事やイベントをおこなっています。
各行事は会員以外の方も参加できます。ご気軽にお問合せください!




11月4日() 黒川いなかクラブ 
  日本一の里山で遊ぼう!
  9:30 妙見口駅または 10:00現地集合


11月10日(
)~23(金) 川西の市花 リンドウ調査 
  参加者募集中!
  川西市内の各地区を4回に分けて調査します。
  詳しくは当会事務局までお問合せください。



11月10日() 自然観察例会 柳谷から赤松のリンドウハイク 
  13:30 多田大橋バス停集合 16:30頃 清和台中央バス停解散
  持ち物/水筒、タオル、雨具、軍手、図鑑、筆記用具など
  雨天中止


11月20日(火) せっちゃんの植物三昧13 
  13:30 笹部駅 16:30頃 笹部駅か山下駅解散
  持ち物/水筒、タオル、雨具、図鑑、筆記用具など
  雨天中止


11月16日(金)~17日() NO2調査 
  調べることで現状がわかる。続けることで変化が見えてくる。


11月18日() 多田のゴミを拾い隊 
  街は住民の心を映す鏡。街がきれいになれば心もきれいになるはず!
  みんなでゴミを拾おう!
  16:30~ 多田桜木の猪名川土手
  持ち物/軍手、火バサミ、ごみ袋など


11月18日() 多田ガラスを見る会 
  身近ゆえに見過ごしがちだけど、結構おもしろいカラスウォッチング!
  17:00~ 多田桜木の猪名川土手


11月23日() 石道の芋煮会
  残念ながらこの田園風景も今年が見納め!
  9:30 畦野駅集合 ~ 11:00頃 石道の田んぼ ~ 15:00頃 同地解散
  持ち物/水筒、タオル、雨具、軍手、図鑑、筆記用具など
  雨天中止


11月25日() 川西きのこクラブ 
  今年もシメはやっぱり岩根山で
  10:00~ 清和台中央バス停集合

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【12月の予定】


12月2日() 黒川いなかクラブ
 


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【他団体情報】


11月10日()・11日() 大阪自然史フェスティバル2012
  9:30~16:30 大阪市立自然史博物館(大阪市東住吉区長居公園)
  入場無料



 

講演会&観察会「陸の貝の話」に参加して

 私は大和でキセルガイの生息場所を見つけており、時々その数をこげらだよりの自然情報に出しているように、陸生貝には興味を持っているので今回(9月1日)の研修会、陸生の貝の話、講師、大原健司先生は待ちに待った催しであった。

 研修会の参加者は7名で大原先生に申し訳ない気がしたが、この人数では野外観察採集時、講演を聞く時にも、個人授業を受けているようで、話の途中に口をはさんで質問が出来る、合いの手を入れる、というような調子で結果としては大変結構なものであった。

 講演は、大原先生の自己紹介を兼ねた、マチカネワニ発見の話から始まった。その学名の命名について語られ、神話民俗学を想い起こさせる導入であったことが、それから続く話の内容を期待させたのであった。大原先生の専門はカタツムリである。カタツムリの話をするにはカタツムリの誕生、その時代の地球はどうだったか、という所から話は始まる。

 ストロマトライトというバクテリアが光合成を始め酸素をつくりだす。4億年前オゾン層が出来て紫外線を遮る。そこで海生生物が陸に上がり始める。この頃のカタツムリは絶滅し、現在とつながるカタツムリは1億年前に誕生している。この部分のキーワードを先生は光合成、オゾン層の誕生とされている。オゾン層の破壊は恐ろしいことなのだ。

 そんなカタツムリは大陸移動、造山運動、氷河期と共に複雑な分布をしており、極地を除くほとんどの地域に分布している。これが先生のカタツムリを求めての世界駆けめぐりになるのだ。カリブ海には肉食のカタツムリがいる、セルビアやクロアチアへも行った、シリアの世界遺産パルミラ遺跡にもカタツムリはいた、シルクロードと同じようにカタツムリも人と共に移動したのではないか等、面白く興味深い話であった。カタツムリの分類、構造、雌雄同体恋矢の話など面白いが長くなるので各自でお望みだけお調べ願います。

 私達が使っている五円硬貨、五十円硬貨には穴がある。この穴の始まりは中国の殷だったか商の時代だったかの貝貨が始まりだそうだ。それに穴をあけてひもを通して人々は持ち運んだ、それが硬貨の穴として今に残る。西洋のコインには穴のあいたものはない、こんな貝の話で講演は終った。所々ジョークも交じりゆ貝であった。  

 寺の裏山での観察採集では貝はほとんど見つからなかったが、お寺のシイタケ栽培の場、古いほだ木の下やその附近でシリオレギセル、クチベニマイマイ、ヤマタニシ等を見つけることが出来た。当日採集したものは井上メモに詳しい。    

 9月15日、今月の例会解散後、ときわ台から田中代表と歩いて、大和のキセルガイポイントを経て帰って来た。直前に雨が降ったが、降り具合は弱かったようで、街もポイントもあまりぬれてなかったが、キセルガイは11匹いた。大原先生はこのポイントのキセルガイの殻を見て、大型だなあと言われた。(澤山)



NO2調査(2012年:8/17‐18日及び9/21‐22)

測定結果ですが、8月、9月ともにいつもと同じような傾向です。幹線沿いの多田ダイエ-前、呉服橋、一の鳥居交差点、東畦野交差点、清和台バス営業所前のNO2濃度が高く、東畦野、大和西、大和東の住宅地では低い値でした。ただ、大和東の8月の測定値はやや高かったです。今までは清和台バス停前のNO2値は、清和大橋より高い(平均値で0.025ppm vs 0.018ppm)のですが、8月は後者の方が高く逆転した結果でした。幹線道路よりはなれた場合のNO2量の減少ですが、横道に10数メ-トルはいるだけで30-40%は少なくなっています。その距離は長いほど当然NO2量は減少しますが、その減少率は最初の10数メ-トルほど劇的ではありませんでした。9月22日、私が一の鳥居、東畦野交差点周辺でNO2キットを回収した時、キットは雨でぬれていました。が、測定表の降雨量はゼロです。これは気象庁の豊中測候所のデ-タ-を使用しているためです。気象状況を交えての考察は注意が必要です。































 

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