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川西自然教室

兵庫県川西市で活動する「川西自然教室」の公認ホームページです。 里山、野鳥、蛍(ホタル)、野草、きのこなど、地域の四季折々の自然を楽しみ ながら、毎月いろいろな行事やイベントを行なってます。

   

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2013年4月の予定


川西自然教室では毎月様々な行事やイベントをおこなっています。
各行事は会員以外の方も参加できます。ご気軽にお問合せください!



4月6日() 黒川いなかクラブ
  柳谷で竹炭焼き&バーベQ!
  9:00 現地集合(参加費500円)



4月7日() 黒川の野草を食べる会
  日本最高の里山風景で野草バイキング!
  9:30 妙見口駅集合
  参加費300円(会員外500円)



4月4日(木
) 加茂の桃源郷ハイク<桃のお花見>
  お茶とおやつ持ってブラブラ歩きましょう。
  13:30 JR川西池田駅集合 16:00 同地解散
  



4月13日() 自然観察会 雨森山で春の息吹を
  春の野草が咲き乱れています。
  13:30 日生中央駅改札集合 17:00頃 山下駅解散
  持ち物/会員証、水筒、タオル、雨具、図鑑、筆記用具など
  会員以外の方は300円(保険代)
  雨天中止



4月10日(水
) せっちゃんの植物三昧<18>
  13:30 日生中央駅集合 16:30頃 山下駅解散
  持ち物/水筒、タオル、雨具、図鑑、筆記用具など
  雨天中止



4月14日() 多田のゴミを拾い隊
  街は住民の心を映す鏡。街がきれいになれば心もきれいになるはず!
  みんなでゴミを拾おう!
  17:00~ 多田桜木の猪名川土手
  持ち物/軍手、火バサミ、ごみ袋など


4月14日() 多田ガラスを見る会
  身近ゆえに見過ごしがちだけど、結構おもしろいカラスウォッチング!
  17:30~ 多田桜木の猪名川土手



4月19日(金)~20日() NO2調査
  調べることで現状がわかる。続けることで変化が見えてくる。


4月21日() 川西自然教室 20周年記念総会
  13:00 ~14:00 定期総会
 
  14:15~15:50 20周年記念行事(スライドショー・トークなど)
  16:00~18:00 記念パーティ(ささやかな食事と飲み物/会費1.500円)
 
 
  場所:岡本寺小堂(川西市平野1-22-14)



4月28日() 川西きのこクラブ
  妙見山新滝道からブナ林へ。
  10:00 妙見口駅集合





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【5月の予定】


5月1日(火)~ ヒメボタル調査開始


5月11日()~12日() 妙見山頂ブナ林一泊探鳥会


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【他団体情報】

4月20日() 里山一斉調査
 観察しながらウォーキング!動物や植物の宝庫、里山をゆっくり観察しよう。
  主催:大阪自然環境保全協会
  担当:妙見里山倶楽部
  集合:9:30 妙見口駅
  参加費:一家族500円


4月20日() 勉強会「無関心でいられない憲法改正」
  主催:北摂市民の勉強会
  場所:川西文化会館 大集会室
  時間:14:00~16:30
  資料代:500円





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黒川いなかクラブ特別企画 柳谷の桜!救助作戦!

 2/16は、竹炭作り・第2弾窯入れの予定であったが、4月の炭焼きまで時間があり過ぎるということで、急きょ以前から話題になっていた桜の救助作戦に切り替えることになった。

 私たちの窯の近くに1本のすてきな桜の木がある。その桜の花の咲く頃にあわせて炭焼きをしているのだが、柳谷を流れる小川の土手の斜面に根を張っているため倒れる心配があるので、添え木をしようというわけである。

 まず、倒れている竹や雑木など周辺の整備をした後、対岸にある支えになりそうなカシの木(直径約15cm)を2本伐り、その木をこちら側に運ぶ。今日のメンバー7人がそれぞれ動く。そして、どのようにしたら安定するか考え、Xに組んで支える。長さ4~5mある重い木を切ったり持ち上げたり試行錯誤が続く。やっとのことでみんなが納得し作戦終了。作業を開始してから3時間ほどたっていた。

 竹などの処理で火を使っていたのだが、近所から通報があったとのことで、消防署の方が、途中でみまわりに来られたのにはちょっとびっくりした。以後気をつけたい。

 すてきな花見が出来るのを楽しみに!
 次回は3/31(日)「窯入れ」、さらに、4/6(土)「竹炭焼き」+バーベキューです。興味のある方、お待ちしています。(市原)


川西市内一斉水鳥調査の報告<2>

 Cグループ集合地の阪急バス清和台営業所に着いて気がついた。筆記用具、メモ、そして地図も忘れてきた。とうとう最後までリュックから出すことのなかったおにぎり、おやつ、水筒はしっかり持ってきたのに。初めての水鳥調査というのに。

 以下、コース概要を記す。
 野尻川(差組)から、石道に入り第二名神工事現場を猪名川沿いに少し遡上、戻って猪名川右岸をゴルフ橋、多田大橋と下り、大橋を渡り、今度は左岸、民家の連なる中を赤橋、こんにゃく橋と歩く。この間、何箇所か民家、病院、空き地の脇をすり抜けて川面を観察する。

 イズミヤ前からダイエー裏にかけては人や車に気を使うことなく整備された河岸を歩くも、目立った収穫なし。銀橋を渡り、再び右岸沿いに、県道を車に脅かされながら?歩き、うぐいすの森駅前から河原に降りる。ここから終着の絹延橋までは水鳥のハイライトであった。

 第一のポイント、野尻川差組付近では、水鳥の影なし。カワラヒワが十数羽のほか、カワセミ、セグロセキレイ、メジロ、シロハラ、ツグミなど。(以下山野の鳥は略)

 第二のポイント、石道付近の猪名川では、やはり中大型の水鳥はいなかった。イソシギ一羽。ここでは各種家禽類を飼っていたおじいさんの話を伺ったこと、工事の西日本高速のおにいさんに捕まり、訝られながら、無理やり工事進捗状況をあれこれ聞かされ、「皆さんには残念かもしれませんが、工事は順調」だと。その程度は知ってますよ、とはNさんの影の声。

 ただここで時間をかけ過ぎ、後を追ってこられたTさんが気付かず追い越し、結局最後まで合流できなかった。申し訳ありませんでした。

 多田大橋まではやはり水鳥少なし。バス停付近になってオシドリ、カイツブリ、カワウ等が現れる。鵜飼のウはカワウではなくウミウを利用している。カワウは貪欲で、いったん口に入れた魚は出してくれず食べちゃう、とはIさんの解説。そんな話をうかがっている矢先に目の前でバリウム様の下痢糞を強烈に噴き出す。直径1、2メートルほど水面が真っ白になる。そういえば付近の竹の葉が真っ白になっているのもカワウのせいとのこと。

 多田神社前も水鳥は少なかったが、キジバトの水浴など多くの鳥をゆっくり観察できた。こんにゃく橋上からも数組の水鳥。

 うぐいすの森から絹延橋までの右岸はマガモ、コガモ、カルガモ、ヒドリガモ、オナガガモ等の水鳥の群れが多数。オシドリ夫婦やコサギ、イソシギの孤影も。

 カワセミは全行程で合計6羽確認した。シメ、イソヒヨドリ等も私には初めての鳥であった。

 また平田さんが予備調査、会報2月号で報じておられた「猛禽類」はこの日も現れ、しばらく低空を滑空していたかと思うとたちまち高空に舞い上がり、五月山上空の雲間に消えた。Tさんのとらえた写真を図鑑で調べた結果ノスリと判明。尾が扇型であること、翼前面の黒い部分がそっくりなことが決め手となった。

 初めての水鳥調査に参加して気付いたことは図鑑が特に役にたつということ。水鳥は総じて大きい上、水面、水辺にゆっくりとたたずんでくれる。図鑑を広げページを繰ってゆっくりその特徴を見比べることができる。山野の鳥ではこうはいかない。(その代わり鳴き声の特徴があるが)

 もう一点、電子カメラ、高級デジカメの威力について。高速飛翔中の鳥をとらえ(まさにフライ・キャッチャー)、それをただちに拡大映像化し、ただちに同定に結びつける。これにはTさんの腕前もあるが。
 大変勉強になり、興味関心の幅がまたも広がり、家人に怒られそうです。 (梶岡)


2013年3月の予定

川西自然教室では毎月様々な行事やイベントをおこなっています。
各行事は会員以外の方も参加できます。ご気軽にお問合せください!



3月2日() 加茂のヒメボタル竹やぶ清掃
  
  数少ないヒメボタルの生息地を守りましょう!
  13:30~15:30
  持物:軍手、ゴミ袋、マスク、水筒など
  



3月3日(
) 黒川いなかクラブ
  日本一の里山で遊ぼう!
  9:30 妙見口駅または 10:00現地集合
 
 
  3/31窯入れ、4/6炭焼き&バーベQと続きます。


3月5日(火) せっちゃんの植物三昧<17>
  東多田リンドウの棚田~双子池~舎羅林の滝へ
  13:30 多田駅集合 16:30頃 同地解散
  持ち物/水筒、タオル、雨具、図鑑、筆記用具など
  雨天中止



3月9日()
 自然観察会 「道供養」「日月大高不動尊」の余野街道を歩く
  13:00 絹延橋駅集合 16:30頃 妙見口駅解散
  持ち物/水筒、タオル、雨具、図鑑、筆記用具など
   
  阪急バスに2回乗ります。小銭をご用意ください
  雨天中止



3月15日(金)~16日() NO2調査
  調べることで現状がわかる。続けることで変化が見えてくる。



3月17日() 多田のゴミを拾い隊
  街は住民の心を映す鏡。街がきれいになれば心もきれいになるはず!
  みんなでゴミを拾おう!
  17:00~ 多田桜木の猪名川土手
  持ち物/軍手、火バサミ、ごみ袋など


3月17日() 多田ガラスを見る会
  身近ゆえに見過ごしがちだけど、結構おもしろいカラスウォッチング!
  17:30~ 多田桜木の猪名川土手


3月24日() 川西きのこクラブ
  五月山裏側より日の丸展望台へ
  10:00 鼓が滝駅停集合



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【4月の予定】


4月7日() 黒川の野草を食べる会
  日本最高の里山風景で野草バイキング!
  9:30 妙見口駅集合
  参加費300円(会員外500円)



4月13日(
 自然観察会 雨森山


4月21日() 川西自然教室20周年記念総会



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【他団体情報】


3月24日() 勉強会「無関心ではいられないTPP」
  14:00~ 浄瑠璃シアター小ホール
  資料代:500円
  主催:北摂市民の勉強会




川西市内一斉水鳥調査の報告<1>

 冷え込みが続く。午後から幾分和らいだが、曇りがちで肌寒い観察日だった。北伊丹の駅に降り立ったのは私一人。定刻を過ぎたので出発。駅前に新しくできた特養前のセンダンの木の実にムクドリが群がっている。JRをくぐる地下トンネルを出るときれいに剪定されたイチジク畑。数年前までその向こうにシンジュの木があったが今風の集合住宅になっている。東久代の集落を抜け猪名川土手に出、運動公園を横切り河原に出る。ツグミやハシブトガラス+ハシボソガラスの群れを見る。

 水面が見えるところまで出ようと道を探すがひっつき虫がすごい。踏み跡もはっきりしない。今回は断念することに。しばらく上流に向かっていくと水面が見えてくる。運動公園にゲイラの凧揚げをする親子が息を切らして走っている。自分の子どものこと、自分が子どもだった時のことが凧を通じて一気に脳裏にあふれ出てくる。イソシギが滑空し、アオサギ、カワウが大きな体を揺らしている。公園上流の堰の広い川面にはマガモ8、コガモ15、カルガモ2、ヒドリガモ25が私との距離を置きながら浮かんでいる。いつも話題になるオカヨシガモの姿は残念ながらない。

 中国道の橋脚をくぐり、広い草はらに出る。我々が水鳥地調査を始めた時から住んでおられる方が火を焚いている。挨拶をし、水辺へ出る。ずんぐりした感じのセグロカモメが頭の上を南の方へと下っていく。バンが足をせわしげにかきながら離れていく。昔ここでバンとオオバンをセットで見て違いをじっくり確認させてもらったことがあったが今年はいない。土手に市原リーダーの姿。この後合流する。

 最明寺川合流点の河原は重機が入っており河床の掘削工事らしい。合流点の堰の上流の広い川面に沢山のヒドリガモの姿。二人で数えると308羽。昨年とほぼ同じ。他にカルガモ2、コガモ3、カイツブリ8などがいたが、やはりヒドリガモの天下だ。

 阪神高速の高架上流にもヒドリガモは 105羽。コガモ12、カルガモ2、カイツブリ4、ユリカモメ8羽が浮かんでいる。これは水鳥調査の日に観察されるのは7年ぶりだ。全くいないということではなく調査日にたまたまいなかったということが続いていた。

 阪急電車の鉄橋をくぐったところでカワセミ2羽にあう。かつてはこのあたりでキンクロハジロやハシビロガモ、オナガガモなどに出会えていたのだが最近は滅多に出会えない。今年も会えなかった。

 国道を過ぎると小さな鳥たちの姿が目に付く。ハクセキレイやセグロセキレイ達がここには多い。イソシギもいるがじっくり見ると首輪をしたようなイカルチドリも4羽いる。図鑑でシロチドリかどうか何度も見比べるが、色の濃さからイカルチドリと判断。通りがかりの夫婦バードウォッチャーにもどう思うか聞くとイカルチドリだと断定していた。

 中橋を過ぎ、日が傾き、風が冷たくなってきた。カモは少なくヒドリガモが4羽、あとは小さな鳥が目を楽しませてくれる。茎がかたくて触ると痛そうな草が水辺にぎっしり生えている。絹延橋で合流後井上さんに聞くと「アレチハナガサだ。この上にもいっぱい生えているよ」という。ネットで調べると『アレチハナガサ(荒地花笠、学名: Verbena brasiliensis)は、クマツヅラ科クマツヅラ属――(略)――日本では、1957年頃から定着が確認されており、現在では本州(東北地方北部を除く)・四国・九州に帰化している――(略)――河川の在来種の植物の生育を妨げるなど植物相に大きな悪影響を与える恐れがあり、問題視されている。一方で、外来生物法による特定外来生物もしくは要注意外来生物の指定はされていない。』とある。人間の活動の仕方によってある植物が大繁殖してしまうとそれは目の敵にされるようになる。それ自身に罪があるわけではないけれど、たとえば寺の霊園に大繁殖する特定の草などは場所の性格上それと格闘しなければならなくなる。アレチハナガサはきれいな紫色の花を付けるようだ。

 ヒドリガモがやたら目につき、キンクロハジロ、ハシビロガモ、オナガガモ、オカヨシガモなどに出会えず、じわじわと環境が変わってきているように感じた。

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