9月15日 豪雨の中の妙見東尾根
1時40分ごろ一の鳥居駅出発。参加者は井上リ-ダ-はじめ男性8名、女性3名。長尾町の住宅地を抜け花折れ街道に出て、元寒天工場を見学。乾燥室、高い煙突、所蔵小屋などが現存。裏には広い空き地があり古い会員(?)の中には寒天を天日干ししていたのを見た事がある由。なかなか面白く川西市の貴重な文化遺産だと思う。
車道沿いの畑の隅でアレチウリが群生している。猪名川河川敷では大問題だが畑にまで進出していることに驚く。能勢カントリ-倶楽部の作業用入り口付近でオトコエシ(男郎花)を発見。オミナエシ(女郎花)に比べれば白花で地味ではあるがしっかりした感じで存在感がある。
川西霊園横の沢筋では沢山のキノコに出会う。猛毒のシロタマゴテングタケ、画鋲の様なビョウタケ、ヤブレベニタケ、イグチに加え、赤くてきれいなベニチャワンタケ、軸が黒くて針金のようなハリガネオチバ、小型で先が角のようになった可愛いツノマタタケ、アシナガタケなど珍しい種類も観察。秋の山のプレゼントとしてアンズタケ、ウスヒラタケは持ち帰り味噌汁に入れて食べたが、アンズタケはコロコリした触感が楽しめた。
沢筋では太い倒木が道をふさぎこれを乗り越えるのに一苦労。途中一度休憩した後、尾根筋まで上る。斜面にはマダケが侵食し手の入らない山のこれからが心配。止々呂美の谷が一望できる尾根で大休止。郷土史に詳しいK氏の一の鳥居の由来や、旧街道(古道)について説明を聞く。が、途中より大粒の雨がポツリ、ポツリと降り出しあわてて出発するが数分でお本降りとなり、全員傘やカッパの世話になる。一気に東ときわ台に出るがそのころには雨はあがり、団地の庭の花々を楽しみながらオアシスに出て4時頃解散。男性数人はオアシスで缶ビ-ルを買い、いつもの反省会をしたのち解散。
他に観察した主な植物はアケボノソウ、オミナエシ、キツネノマゴ、アオツズラフジ、イワモトソウ、イワガネソウ(?)など。(リ-ダ-田中)
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