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川西自然教室

兵庫県川西市で活動する「川西自然教室」の公認ホームページです。 里山、野鳥、蛍(ホタル)、野草、きのこなど、地域の四季折々の自然を楽しみ ながら、毎月いろいろな行事やイベントを行なってます。

   

7月例会 芋生川探検の報告

 連日、降ったりやんだりの梅雨らしい空模様で、例会が出来るかなと気をもんでいたが、何とか降らずに実施できた。子どもの会員が少なくなっているので、子ども0にならないかと心配していたが、2組の親子と大人4人、計8人の参加があった。

 連日の雨で川の水は多めで流れが速く、冷たい。1週間前のゴミ拾いの時よりもましだが、入った途端に出たくなった。合流点に向かって下って行く。魚が隠れていそうな水際の茂みに網を入れるが、流れが速く、網に入ってこない。そのうちに、小2のひなたちゃんが魚を捕まえる。可愛らしいカワヨシノボリだ。淵に仕掛け網を沈めておいて下っていく。途中、コヤマトンボに似たヤゴを捕まえるが、図鑑を見ると微妙に違う。老眼鏡を忘れたので細かいところが見えない。トホホ…。

 合流点に出る。本流の水量が多いので、本流横にあるワンドに行くのをやめようかと思ったが、合流点は薄日が差し、冷え切った体にはありがたく、ひなたちゃんがもっとココに居たいというので、ワンドに入ることにした。ワンドも水量が多かったが、いきなり小2の竜輝君がメダカを掬った。それに続けと網を入れるがヌマエビの仲間とハグロトンボ?のヤゴだけで魚はダメだった。

 少し、身体が温まり、また芋生川へ戻り、上流へと遡行する。水量が多く、流れが速いので子どもたちは悪戦苦闘。子ども達が淵に仕掛けてあった網を引き揚げると、中ぐらいのカワムツが3尾。お腹が張っているのが1尾。子どもたちは大喜び。少し触ってから川へ戻す。

 難所の砂防ダム?を登る。上から落ちてくる水が気泡を含み生き物のように岩や土台のコンクリートを白く包み込む。何度も登っている私には踏み慣れた足元だが、初めての子ども達にはかなりの冒険だ。踏む場所を指示して、自力で登らせる。上りきった顔がいい。

 この上の淀みはドンコポイントで毎年ドンコを掬っているのだが今年は掬えなかった。コヤマトンボのヤゴとヌマエビの仲間、スジエビが入った。ドンコはこの他の場所でも掬えず、今回は出会えなかった。

 この横の川岸にコウゾの木があり赤いおいしそうな実がたくさん実っている。図鑑には食べられると書いてあるものもあるが、これは要注意だ。軽度の老眼でもじっと見ると細い毛のようなものが実の外にいっぱい付いている。これが舌やらノドに引っ掛かってえらい目にあった経験がある。今回ちょっと試しに口の中で転がしてすぐに吐き出したのだが、舌がヒリヒリした。

 ここは比較的日当たりがいい。川の石をひっくり返して観察。砂粒の塊がひっついている。ニンギョウトビケラだろう。カワニナもいたが、かつてはもっといろいろ見つかったのだが、寒かったのもあってすぐに移動。岩場を登り、淵を渡り、身体は冷え切り、全身ずぶぬれ。

 津山・萩原さんコンビは川岸のツルや竹や皮をふさぐように倒れている木を切りながら進んでいく。お陰で歩きやすくなった。この場所で遊びだして20年弱になるが、川岸の木が成長してだんだん暗くなっているように思う。人の手が入らなくなっているのだろう。道路からあまり川の中が見えない。そのせいでゴミが捨てられやすいのかもしれない。かつては道路から魚の群れがウジャウジャ見えていたが、今はあまり見えない。日光が当たらないせいで川中の藻が育ちにくいのではないか。そのせいで魚が減っているのではないか。

 薄暗い川面の先にはあの滝があった。そこには、パンイチの若者が3人。(後で聞くと高校生だった)。8人もが網やのこぎりを手に川の中を歩いて現れたのでびっくりしていた。「飛び込んだ?」と私が言うと、2人が上へあがって行った。どこへ行くのかと思ったけれど、残りの一人と喋って、それから年甲斐もなく頭からダイビングしたら、「長靴を履いたまま飛び込んだ」ことにびっくりしていた。滝壺から上がって上を見ると、さっきどこかへ行った2人が板金屋さんのすぐ下、高さ5~6メートル、いやもっとあるだろう、ずいぶん高い所にいる。「そこから飛び込むの?」「うん」「下に岩があるし、足付くんちゃうか?」「大丈夫」経験があるという。しかし、今まであの高所から飛び込んだ人を見たことがないので、とにかくうまいこと着水してくれと祈りながら見つめた。

 一人目。岩から十分距離のある深みへ安定した形で着水。ホッとした。二人目。飛び出す足場が決まらない。決心がつかない、タイミングが合わない。これはやばいかも、でも変に声かけをして迷いを増幅させてはいけないとじっと待った。足場が決まり飛んだ。少しスリップしたか?飛距離が足りない?ドボーン!はーよかった。かなり岩に近かったが無事着水。あがってきた若者に聞くと、足は着くが水の抵抗と浮力で緩やかに着くそうだ。もしかのこともあるから、気をつけてな、どうやって助けるか考えとかなあかんで。竹使いや。大阪自然教室時代に飛び込みで頭をぶつけた子の話などして別れたが、無事帰っただろうか。かつて、私も子どもだけでずいぶん危ないことをしてきたので気持ちは分かるし、自然の中で遊ぶ若者がいることがうれしいのだが、無茶して怪我をしないようにしてほしい。上手に遊んで、川西の自然を大好きになってほしい。おじさんの願いである。

 滝壺から上がり道路を歩き10分もしないうちに最初に川に下りた場所に着く。この短い距離をよく遊んだものだ。子どもたちに感想を聞く。ひなたちゃんは「おもしろかった。感想文書く」。竜輝君は「怖かった」。分かるような気がする。  道行く人は蒸し暑そうに額には汗が噴き出しているが、涼しい。その後一日中汗をかかなかった。節電の切り札は川遊びだ。(リーダー平田)


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